新潟県高等学校教育研究会保健体育部会
部長　柴田　圭介

 ごあいさつ

　はじめに、新潟県教育委員会、新潟県高等学校長協会のご理解を賜り、また、各高等学校等の校長先生方のご協力を頂き、今年度も無事、保健体育部会の活動を終えることができましたことに心より感謝申し上げます。
　さて、本部会は、保健体育科教諭と養護教諭を中心とした研修を行い、資質向上を図ることを目的に活動しております。しかし近年、会員数の減少に伴い、研修会への参加者数が減少してきており、その対応に苦慮しているところであります。
　そこで、平成２７年度は会員増加のために活動内容を見直し、変化を持たせることにしました。具体的には予算配分の見直しを図りました。例えば、平成２８年度当初に発刊予定の研究集録を、県高教研ＨＰに掲載し冊子としての印刷をせず、予算の削減を行いました。その分の予算を用いて、県外からも有力な講師を招聘できるようにしました。高等学校保健体育科教諭・養護教諭にとって、内容のある魅力的な講演会を実施していき、研修効果を上げることによって参加者を増やし、会員を増やしていきたいと考えております。当然ですが、それと並行して、保健体育の研究授業、養護教諭部会の活動の充実を図ることも大切であります。この取組がどのようになるかは、未知数の所もありますが、是非ご理解いただきますようお願いいたします。
　最後になりますが、私も新採用から高教研保健体育部会の一員として活動をしてきました。かつては県内５地区で研究授業を毎年行い、多くの研究授業を拝見させて頂き、自分の授業に役立つことを学ばさせていただいた覚えがあります。毎日の授業において、生徒の反応を見ながら工夫を加えることができる柔軟性や授業の事前準備、ふり返ることの重要性など、高教研での研修で学ばせていただいたおかげであると考えています。このことを高等学校保健・体育に携わる皆さんに少しでも伝えられればと思い、これからも活動していきたいと思いますので、平成２８年度も、本部会にご理解とご協力をいただけますよう皆様にお願いいたしまして、あいさつとさせていただきます。