新潟県高等学校教育研究会保健体育部会

部長　山田　学

 

ごあいさつ

 

　はじめに，新潟県教育委員会，新潟県高等学校長協会のご理解とご協力を賜り，今年度も無事，保健体育部会の活動を終えることができましたことに心より感謝申し上げます。

　さて，当部会では，一昨年度から会員数の増加を図るため，県高教研HPに研集録を掲載するなど予算の削減を図り，研修効果を上げるため，魅力のある講師を招聘し実りのある講演会等を実施するなど，会員の皆さんに有意義な部会となるよう努めております。

　本年度の全県研究大会は，黒埼地区総合体育館において「授業改善の視点」と題して，県教育庁保健体育課志田哲也指導主事よりご講話をいただきました。また，東海大学体育学部教授の中村なおみ様から「初心者も男性教諭も指導できるダンス授業」のテーマで，実技の講習をしていただきました。実技講習では，中村教授からの身体の動きや表現方法などアクティブ・ラーニングの要素も随所に盛りこんだ実技を体験し，ダンス授業の新たな視点に気づかされました。また，今回の研究大会では，会員数の減少などにより研修会への参加者数が減少していることから，新たな試みとして新潟県中学校教育会保健体育部と連携し中学校の体育科教諭にも参加していただきました。

　全県養護教諭研修会では，じょいあす新潟会館で研究推進委員長の村上高校の井浦貴子養護教諭からの研究発表のほか，「養護教諭の行う健康相談・健康相談活動」と題して，女子栄養大学栄養学部准教授の大沼久美子様よりご講話をいただきました。

　平成２９年度も会員の皆様に有意義な研修となるよう，研究内容や講師の選定に当たっては，内容のある講演会等を実施するため，県内外から魅力のある講師を招聘し，高等学校保健体育科教諭・養護教諭にとって，日々の授業等の業務に少しでもお役に立てればと考えております。

　最後になりますが，来年度も引き続き当部会にご理解とご協力をいただけますようお願いいたしまして，あいさつとさせていただきます。